長渕を歌いつないだ夜。
今年の夏は赤焼けをよく見た。
タックボタンを採用したスエードレザーベスト。
ポケットパーツのホースレザーの切替えが、このベストの個性を担う。
前開きの14mmタックボタンは存在感がありながらも、バランスよく調和。
胸には素朴に配置されたスラッシュポケット。
裏地にはコットンライクなポリエステルサージを採用。
上質な質感ながら強度の高い素材。
カットソーやシャツに合わせたり、ライダースなどのアウターのインナーとして、
季節、用途、ワイドレンジに活躍する一着。
シンプルなパーツ構成でまとめたバンドカラーJKT。
スエードレザーの素材感をデザイン要素の主軸に置き、
ポケット類のディティールはそぎ落とした。
タウンユース、バイクギア、どちらの環境も考慮したシルエットバランスとなる。
バンドカラーは寝かし気味に配置されており、リラックスした雰囲気。
ライニングには深みあるレーヨンコットンを採用し、部分使いにコーデュロイ生地を配置。
前面はセットイン、後面はラグランで形成された、
軽やかなスウェードジップジャケット。
特別なマチなども入っていないので、
運動量の確保はラグランのカッティングのみとなっている。
裏地には深みあるレーヨンコットンを採用し、部分使いにコーデュロイ生地を配置。
ノーカラーに、はずし気味につけられたポケット、配色リブなどのディティールによって、
遊び心にあふれた一着となった。